私たちがインバウンド参入をご提案するのは、3つの理由があります。
理由①需要があるから
私たちは2016年5月28日、浅草寺にて104人の中国語圏観光客にアンケートを取りました。その結果は目を見張るものがありました。確かな需要があるのです。
69.2%の方が、歯を白く、きれいにすることに関心がある」52%の方が「日本でお口や歯を綺麗にするサービスがあったら受けてみたい」コミュニケーションが取れる環境が整えばさらに需要は顕在化するでしょう。
受けたい理由を見てみましょう。
1位 綺麗になりたい
2位 日本の歯科レベルの高さ
どれだけ日本の歯科レベルが信頼されているかを物語っているかがわかります。
理由②「今」が絶好のタイミングだから
政府は東京オリンピックまでに訪日観光客数を4000万人、2030年には6000万人に「する」と公言しています。さらに、観光を国の基幹産業と位置付け、観光先進国を目指し、さまざまな政策を取り入れ始めました。
この大きな流れに乗った自治体・民間企業が、一斉にインバウンドへ力を入れはじめたのが、今なのです。例えば、医療ツーリズムをはじめ格安航空便の増加、富裕層向けリゾートの建設、農家民泊、ATM多言語化、免税店登録など、枚挙にいとまがありません。
医科の医療ツーリズムは大分認知され始めてきましたが、歯科はまだといえます。今こそ、絶好のタイミングだと私たちは考えています。
理由③世界からみた日本の「当たり前」のすごさ
ある中東の観光客が、初めて日本の喫茶店に入った時のことです。席に着くなり水を出されたことに、その観光客は驚き飛び上がったといいます。その国では水は大変貴重であり、無料で飲めることが信じられなかったのです。
歯科医院ではどうでしょう。
来院された患者さんに笑顔で挨拶、清潔な待合室で待っていただく。穏やかに名前を呼び、衛生的なユニットに腰掛けてもらう。患者さんの話を聞き、しっかり説明し、塩梅を聞きながら診療を進めてゆく―特に珍しくもない、何気ない歯科医院でのシーンでしょう。しかし日本国内ではなく世界から見たとき、この何気ないやり取りは感動を呼ぶと私たちは確信しています。